弥生中期ごろ、日本に伝わった養蚕技術は稲作と共に古い歴史 があります。万葉集にはカイコや繭をよんだ歌がいくつもあり 人々の身近な存在であったとうかがえます。 絹を生み出すカイコは、お蚕さまとよばれ、大切にされ、その お蚕様が食べる唯一のものが”桑の葉”です。古代シルクロードの時代より桑は存在し、中国では桑はその果 実、葉、枝、根・・・植物全体が漢方薬。 熟した実を乾燥さして冷え性や、不眠症に(桑椹・そうじん)、 桑の葉は補血作用から目や肝臓の疲れ取りに、桑白皮とよばれ る根や茎の皮の白い部分は消炎にと、余すところ無く利用され てきました。 日本でも今から八百年も前、鎌倉時代の頃からその効果が認め られていたのです。 それを知らしめたのが栄西さんという禅宗(臨済宗)の開祖で、 その著書『喫茶養生記』の中に『桑の葉をお湯で煎じて飲めば いい』とはっきり書き記してあります。 つまり、それだけ歴史と伝統のある食材なのです。 近年より科学的検証が行われ、有効な成分が入っていることが 次々と明らかになっています。特に他の野菜や植物では見られ ない桑特有のDNJ・デオキシノジリマイシンがすばらしい効 能を発揮しています。血糖値が高い方やダイエットしたい方に は桑葉は最適でしょうね。
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